- TRICK・OR・TREAT ―トリック・オア・トリート―
「トリック・オア・トリート!!」
アメリカでは、仮装した子供たちが「トリック・オア・トリート」といいながら、家々を渡り歩きお菓子をもらう・・・。
「お菓子をくれなきゃイタズラしちゃうぞ!!」
そう、声を出しながら、家の戸をたたく・・(・・のかどうかは分かりませんが。ぜひね、アメリカに行ったときにハロウィンの子どもたちの仮装行列に加わって、確認してみてください・・。)。
それはともあれ・・。
改めまして・・・・・。
「ハロウィン推進委員会会長」・・・・・・例によって例のごとく、テン子です。
Trick・・いたずら
Treat・・お菓子
「Trick Or Treat」・・「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!」と、なるのです。
・・と、いうのが一般的な解釈ですが、じつは、「Treat」というのは他に「招待する」という意味があるのです。
なので、本来は、「イタズラするかおもてなしするかどっちにする・・?」という意味になり、そして、子供たちをもてなすために用意されたのがお菓子だということだそうです。
しかしですね、みなさん。
「Trick・Or・Treat」といいながらお菓子をもらいに家々を回るという、風習。
ヨーロッパでは、行われていないところもあり、アメリカの地で発生したという説も・・。
そして、いろいろな起源の説があり、はっきりとした逸話は分かっていないようです。
例えば、こんな説。
17世紀に多くのヨーロッパ人がアメリカ大陸に渡りました。
アメリカに渡った人々がハロウィンを広めたそうです。
しかし、当初。
その夜は”Mischiefnight(イタズラする夜)”とされ”Trick”の部分だけが行われていたそうです。
この日になると子供たちは家畜の糞や、卵を家に投げつけたり、牛を柵から放ったり、いろいろな悪戯をしていたそうです。
そして、翌日に大人たちに怒られた時、「それはお化けや、魔女たちの仕業」と言い逃れをするために変装したのです。
子どもたちのイタズラはどんどんエスカレートしていきます。
他人のものを壊したり、人や動物にする悪戯は、残酷さを増していくのです。
そこで、これ以上悪さが酷くならないように、ボーイスカウトなどのコミュニティがいき過ぎた悪戯をやめさせるためにある対策を考えます。
それが、「トリック・オア・トリート」。
子どもたちに、「お菓子を受け取る代わりに、イタズラはしないというルールを設け家々を回って歩く」ことを推奨しました。
そして、このような説もあります。
昔、農民が祭用に食糧をもらっって歩いて回っていたのを模したものだとも言われています。
いろいろ説がありますが、どれもなかなか、面白い、ハロウィンにはぴったりな伝説です。
では、みまさまはっぴーはろうぃん〜!
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