ネコ：ウチは、おかしを作る。

　　　そう、今うちはクッキーを作ってるとこや。





ネコのくっきんぐ教室ーーーーーー！！！


というわけで、うちが教える、”くっきーれしぴ”や。


まあ、どの本見てもだいたい似たような、れしぴしてるけどな・・。

これは、ウチが研究に研究を重ねて考案した、オリジナルや！！



でも、ほんとは、アレンジれしぴや・・。

こういう場合、テン子は、オフレコでお願いします・・
っていつも言ってる。

だから、ここの部分は”おふれこ”や。






材料や：


　　　　　・小麦粉・・・１００ｇ

　　　　　・バターかマーガリン・・・５０ｇ
　　　　　　　　（触感がほしい方は、４０ｇぐらいでもいいかもしれん。
　　　　　　　　　まだ、ためしたことないけど・・）

　　　　　・卵・・・１個

　　　　　・砂糖（はちみつを入れてもいいと思う）・・・４０〜５０ｇぐらい
　　　　　　　　（微調整は、それぞれの舌にておねがいします。）

　　　　　・ココア・・・適当。　
　　　　　　　　（今回は、ココアもつかって２種類つっくたんや・・。）







作り方や：


　　下準備や：先に小麦粉はふるいにかけておくんや。

　　　　　　　　そのほうが、きめの細かいくっきーに仕上がるんや。 　　　　　


　　　　　バターはネッチョリするくらい（指で押すとふにゃんてなるんや）
　　　　　　に溶かしとく。

　　　　　その方が、卵とうまく混ざりやすいんや。


　　　１、卵と、バターをよく混ぜ合わせるんや。 　　　　　


　　　２、そんで、次に、１と砂糖を混ぜる。 　　　　　

　　　　　このとき、少しなめて、味を見るんや。
　　　　　　・・・・・自分の好みに合わせて、砂糖足したり、引いたり（・・は無理やな）
　　　　　　してみてや。


　　　３、それから、２に、小麦粉を３回くらいに分けて、入れて混ぜ
　　　　　　合わせるんや。

　　　　　ここが、”ぽいんと”や。

　　　　　スプーンみたいなので、ぐるぐるよく混ぜると、焼き上がりが、
　　　　　　ガッチガチになる。

　　　　　やから、へらで、サクサク切るようにしながら、
　　　　　　混ぜるんがコツやな。 　　　　 　　　　


　　　　ウチはホロホロした触感を目指してる。

　　　　　ちなみに、うらテンメンバーは、ほぼ、ホロホロ、1匹は、
　　　　　　水につけてふやかしてから食べるのが好きや・・・。 　　


　　　　ウチらは、何やかんやで、食べ物の嗜好が、ガッチリあうことがある・・・・。

　　　　　　　　ミラクルや。


　　　　　　　　やから、まあ、あんまりまぜん。 　　　　


　　　４、クッキー生地が出来たら、冷蔵庫で３０分くらい寝かすんや。

　　　　　生地が冷えて固くなったら、クッキーの形作りがやりやすいんや。
　　　　　（ほんとはほかに理由があるかもしれんけど、うちはそういう理由でやってる・・。）


　　　　　手で、好きな形にしてもいいし、型抜き使って、型抜きしてもいい。 　　　　

　　　　　型抜きするときは、生地をのばす・・・専用ののばし棒？っていうんか？
　　　　　それで生地を平たく延ばしてやらんといかんし、バターが手の熱とか、
　　　　　部屋の温度で溶けやすくなってるから、生地がベトベトする。

　　　　　やから、さっさと、型抜きせんとうまく型抜きが出来んのや。 　　　　　 　　　　

　　　　　手で形を作るのがおすすめやな。


　　　５、で、最後にオーブンで焼く。

　　　　　オーブンは余熱で、１７０℃くらいにあたためておく。


　　　　　そんで、・・まあ、このれしぴの分量の３分の１くらいのクッキーをセットしたとしてや。

　　　　　焼成時間はだいたい、１５分前後やな。


　　　　　オーブンの前で、焼け具合をチェックしながらやったら一番いい。 　　　　　



　　　今回ウチが作ったのはこうなった。


　　　



　　　　これな、型抜き使ってやったんやけど、オーブンで焼いてる間に
　　　　熱で、生地のバターが溶けたんかな・・。

　　　形が崩れてこうなった。

　　　ほんとは、ハロウィン用にコウモリやら、ウィッチハットやら、
　　　　おばけやらいろいろあったんや・・・・・・。


　　　でも、触感は、ホロホロ口でとろける感じになったからな、
　　　　まあええか・・。 　　　　　　 　　　




　　　
　　　　まえにテン子が作ったクッキーがな、ガッチガチで、
　　　　うちは歯が欠けるかと思ったことがある。

　　　まあ、最近は、もっとましに作れるようになった
　　　　らしいけどな・・・・・。

　　　




　　　　そう、つまり、今うちが作ってるのは、「はろうぃん」のためや。

　　　「とりっく・おあ・とりーと」って言いながらな、おかしせびりに
　　　　来るんや・・こどもらがな。


　　　で、おかしあげんかったらイタズラしていく・・。

　　　　こどものイタズラは、ホンマ、容赦ないで・・。



　　　
　　　　おととしはな、寝てる間に、バリカンでしっぽの毛剃られたんや。　　

　　　・・・・・今思い出しただけでも、恐ろしいな。



　　　
ちびネコ：とりっく・おあ・とりーと！！！



ネコ：ほらな。

　　　　　　　　　　さっそくきた。 　　　



ちびネコ：ほら。

　　　　　　　　　　おかしもらいに来たで。

　　　　　　　　　　ちょうだい。



ネコ：これはうちが焼いたクッキーや。

　　　　　　　　　　いっぱいもっていき・・。



ちびネコ：ふぅん・・・。


　　　　　　　　　　くっきーか・・・・・。

　　　　　　　　　　フォンダン・オ・ショコラか、ムーンパイがよかったけど、
　　　　　　　　まあええわ。 　




ちびネコりぼん：ウチは、トリュフチョコレートがいい。
ちびネコまじょ：”じゃんどぅいお”
　　　　　　　　っていうのもおいしいらしいで・・。

　　　　　　　　じゃあな、おっちゃんありがとうな。 　　　　　　　　




ちびたち：つぎいこ・・。

　　　　　くっきーってさ、今どきないよねー。

　　　　　もうちょっとナウなやつがよくない？


　　　　　わいわい。




ネコ：・・・・・・。

　　　ほらな・・。

　　　こどもいうんは、言うこともとにかく残酷や・・。


　　　まさに、刃先のごとくの鋭さがあるな・・・・・。



イヌ：・・・・・・・・・。

　　　ネコでも、心が折れる時があるんや。


　　　生きるいうのは、こういうことや。

　　　完全無欠のものはないいうことやな・・・。



ネコ：・・・・・。



イヌ：（固まってる・・。しかし、すごいな・・。心の嘆きが、一切顔に出てない・・・・・。）










イヌ：まだ、戻ってこんのや・・。


　　　どうやら、魂が、あまりのショッキングでネコの身体から飛び出たらしい・・・・。


　　もしかしたら、このままハロウィンの夜に来るおばけらと一緒についていってしまうかもしれん・・。


　　はっ！！

　　それは、マズイ・・・・・。 　　


イヌ：おい！！！

　　　ネコーーーーーーーーーーーー！


　　　起きい！！


　　　
　　　　　（このまま戻ってこんかったら、監督不行届きで、メロンさんにめっちゃ怒られる！！！）




　　　





　　　　　　

テン子の家へ。

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