うらメン会合22回 :ハロウィンぱーてー
うらメンすぴんおふ。:その1
休養中のテン子の日々
テン子:・・・・・・・・・・・・・・・。
ヒヨコ:・・・・・・・・・・・・・・。
ウソつきジャックの定義
ウソつきは、人を信じない。
ウソつきは、ウソをウソで隠す。
ウソつきは、表で笑って、裏では他人の悪口を言う。
ウソつきは、他人の日記を読む。
ウソつきは、ネット上で、データの改ざんをしたりして、遊ぶ。
ウソつきは、他人の書いた手紙を盗んで偽装工作し、それをさも自分がもらったかのような顔で周りの人間に言う。
ウソつきは、他人のスマホのメールをハッキングして、データの改ざんをしたり、メールの送受信の妨害をしたりする。
ウソつきは、他人の家の中に入り、家探しをする。
ウソつきは、ネット上で、てきとーな記事を書いて載せまくる。
ウソつきは、家の至る所に、盗撮盗聴機器を設置して、他人の弱みを握る。
ウソつきは、勝手に、他人のスマホにGPS機能をつけたり、発信器をあちこちにつける。
うっしー:・・・・・・・。
ようこんだけ思いついたな。
(こんな具体的なやつ、実際にやったやつやないと、分からんで・・。あるいは、やられたやつやないと、思いつかん。)
こんなに、ウソつきの定義あげてどうするんや?
(・・というか、すでに犯罪行為が混じってるやん)
テン子:・・ふ。
「作家テン子」にかかれば、こんなもんですな。
「はろうぃん企画」が以外にも反響があったらしいので、それを記念して、
「ジャック・オー・ランタン ”すぴんおふ” ジャックという人間」というテーマで、テン子さんの作家デビューをだね・・。
つまり、ジャックのパーソナリテェーを考えるにあたって、いろいろ、あげてみたのだよ。
ヒヨコ:・・ちがうでしょ。
これさ、この前のワイドショーでいってた「ストーカー」の特集のやつでしょ・・。
あと、詐欺の手口とさ、そういうのの特集で言ってたやつはいってるでしょ。
(まったく、セコイやつ。さも自分が考えたかのようにふるまって・・。)
テン子:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
そういえば、そういう記憶もかすかに・・。
キンギョ:まったく、世の中物騒だわよ。
こんな可憐でカヨワイ私なんかすぐに狙われるわ!!
寝込みを襲われたら一発じゃないの!!
ヒヨコ:(・・・誰も襲わないよ。むしろ、相手がかわいそうだよ。返り討ちに合うって・・。)
キンギョ:ヒヨコ・・心配無用よ。
ヒヨコ:(・・!?しまった!)
キンギョ:私には、ナイトがいるの。
私たちは、キンギョ6匹と、ヤモリ(・・イモリだっけ?)2匹のしぇあはうす(・・・池だけど。)。
みんなが私を、守ってくれるわ。
それにしても・・。
昨今の技術力開発力が進むのも、犯罪を巧妙化させる要因ね。
私たち、一般キンギョが、ハッキングなんかされたって、絶対に対策取れないじゃないの。
あんた、本気で、「ウソつきジャック」のスピンオフをテーマに本出すつもり?
テン子:ふっ。
キンギョ:「ウソつき」なんていう、底のどろどろしたテーマなんて書いてたら、自分まで、そういうふうになるわよ。
テン子:今回は、うらテン一座「ジャック・オー・ランタン」がなかなかうけたようですので、
それを記念して・・はれて、テン子も「あくたがわ賞テン子」と、なるのです。
うっしー:作家デビューは、無理やな。
だいたい・・あの「じゃっく・おー・らんたんものがたり(マジなやつ)」は最初ムチャクチャやった。
私が、書き直さんかったら伝説を一気にこの時代で変えるとこやったんや。
それに、あの芝居だって・・あれで、うけたのは、奇跡としか言いようがない。
よって、作家にはなれん。
キンギョ:だいたいあんた、ここに書いてあるパーソナル。
全部ジャックに投入する気じゃないでしょうね・・?
そんな具体的なこと書いたら、いつかジャックに恨みかって、「寝込み襲われる」わよ・・。
テン子:だいじょうぶです!
ジャックというのは、そもそも伝説上の人物!!
キンギョ:(・・・本気かしら。いくら経費が無いからって、無謀だわ。)
ヒヨコ:そもそもさ、これ、このパーソナルじゃ、「ジャック・オー・ランタン」のジャックが生きた時代と、
ズレが起きるじゃん。
テン子:どこが?
ヒヨコ:だってさ、そもそも、ジャックの時代にスマホとか、メールとかないでしょ。
データ改ざんなんてそもそも、できないでしょ。
矛盾するじゃん。
うっしー:ヒヨコ・・。
まだまだ、読みが足らんな。
ヒヨコ:何がだよ・・?
うっしー:テン子の作るもんは、そもそも矛盾してるんや!
あれは・・つじつま合わせに必死や!!
ヒヨコ:(・・・たしかに。あれは、矛盾というか、すでに、ムチャクチャ・・。
完全にテン子の性格を表したものに完成されている。)
テン子:とにかく!
今回は、ジャックをテーマに本を出すのです!
キンギョ:(まったく、本ってのは、テーマがおもしろけりゃいいってもんじゃないのよ。)
ヒヨコ:でもさ、”うそ”、”うそ”っていうけどさ、”うそ”だって、別にすべてが悪いってわけでもないよ。
時にはさ、つかなきゃいけない”うそ”もあるんだよ。
(そう、実は、まだボクが飛べない鳥ってことも・・・隠しておかなければ・・。)
キンギョ:(・・・・・・・・ヒヨコ・・みんな知ってるわよ、その事実。)
とにかく、本出すのはいいけど・・。
あんた、そんな時間あるの?
"ウシ部屋"は?
あれは、ものすごい大量の知識がいるのよ。
うっしー:そうや!!
"ウシ部屋"の手抜き工事はゆるさん!!
テン子:!?
(そうだ、"ウシ部屋"10月頭から全然進んでない・・。)
・・・で、では、「作家テン子」のだす、「ジャック・オー・ランタン」スピンオフ「ジャックの物語」は保留!!
ということで!!
(・・っち。収入源を得るいい思い付きだと思ったのに・・。
こんど、杏さんと、ミカンおばちゃんと一緒にストーリー考えようと思ったのに・・。)
(そういえば、杏さんに出した手紙が、・・ちゃんと届いたかな・・?
ストーリトダンスのこととか、炭水化物よりは、糖分が好きだってことを本舗初公開で、書いてあったんだけど・・。)
というわけで、ウソつきは信じない!!
キンギョ:また無理やり、自己完結するし・・。
ヒヨコ:そのほうがいいよね・・。
(・・そもそもさ、テン子が本出すって時点で企画倒れになることは分かってたよね。
テン子の書いたものなんかが売れたら世の中ひっくり返っちゃうよね。)
・・・・・世も末だね。
テン子の家へ。
コラムの大広間へGO!
2015年11月に入る手前頃。