- 第五十七回
「世界水の日」 地球の歴史
最終回:前編 〜哺乳類の出現。〜
「世界水の日」地球のれきしリーズ最終回でございます。
前回パート5では、恐竜たちの出現していた時代についてちょろっとお話しました。
約1億7千年という長い間栄華を誇ってきた恐竜たちの時代がなぜに終わったのか・・、みなさんにはその謎に迫るという課題が出されたところで終わりました。
ぜひね、その回答を英紙ネイチャーに提出していただいてね、日本の某科学雑誌に載せていただきたい。
では、今回あらすじ。
恐竜たちの絶滅により、新たに出現した地上の王者が、ほ乳類の祖先です。
彼らは、体毛を持ち体温の温度調整ができました。
恐竜たちを襲った、窮地にもこの地上のどこかに身を潜めて細々と生命をつないでいました。
彼らは恐竜たちがいなくなった地上で一気に進化し、爆発的にその子孫を残していきます。
というわけで、「哺乳類の出現。前編」では、現在この地球上の至る所に生息して多くの種に分かれてきた、我々哺乳類の祖先についてスポットを当てていきたいと思います。
■哺乳類の祖先
我々人類は大きく大別すると、哺乳類に属しますが、さらに分けられて、「サル目(霊長類)ヒト科ヒト亜科ヒト亜族ヒト族生物」というように、非常に長い分類に属している・・。
つまり、猿人から原人、旧人、新人へと人間が、身体的にも、能力的にも進化をとげてきた、現在の我々の姿がこのように進化過程を「ヒト科」、「ヒト亜科」などの用語で表記されているようです。
まあ、いわゆる、この文明の発達した時代を生きている人間の姿・・という意味での人類です。
で、話を元に戻しますと。
もとをたどれば、我々は哺乳類から分岐されてますので、哺乳類の祖先はどのようにして、歴史を作ってきたのかな・・というところをお話しします。
哺乳類の祖先は、今から2億年以上前に出現したといわれています。
そして、また、恐竜という巨大爬虫類がこの地球を支配していた時代と同時代を生きてきました。
恐竜達が栄華を誇った時代。
哺乳類はおよそ10センチメートル前後の小型生物でした。
彼らは、大型種達が徘徊している日中は、じっと身を潜め、寝静まる夜中に行動をとる夜行性の生き物でした。
そして、恐竜達が地上を支配している間も、彼らは細々と進化をしていきます。
夜に借りを行う彼らは、優れた聴力を身に付け、体内で子供を育てるという胎内保育の機能を発達させていきます。
この時代、我々に引き継がれている重要な体内構造の機構の多くが確立されていったのです。
そして、今から6400万年前。
恐竜時代の長い歴史に幕が閉じられます。
脅威であった大型生物たちの絶滅により、哺乳類たちは恐竜たちと入れ替わるように、多種多様に繁殖力を爆発させていきます。
草食、肉食、大型種、小型種、水中を生活の場とするもの、空を飛び回るもの、地球という”ニッチ”いっぱいに、それぞれの生活スタイルに合わせて、独自の進化をしていきました。
このようにして、ほ乳類たちの時代が幕を開けていくのです。
しかし、その中でも、生存競争は繰り広げられ、我々の祖先であるサル目(霊長類)には、まだまだ厳しい時代が続いていたようです。
というわけで、今回は、哺乳類達がどのように、時代を生きてきたのかをお話しました。
ここいらへんからは、「ダーウィンの進化論」なんかを読むことをおススメします。
うむ・・・・・とても興味深いですね。
次回、後編では、我々のご先祖、霊長類についてのお話です。
こうごきたい〜!!
〜参考文献ホームページ〜
ウィキペディア
地球の歴史
http://www.geocities.jp/niginiginomiko/tikyunorekisi1.htm
地球と生命の誕生と進化(3.原始生命の誕生)
http://nihon.matsu.net/seimei/09.kanburia.html
火に包まれた「月の歴史」 45億年を早送り+(1/2ページ) - MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/wired/news/120403/wir12040316200003-n1.htm
3_12(その1)
http://www1.tecnet.or.jp/lecture/chapter3/3_12_1.html
プレートテクトニクスとプルームテクトニクス
http://www.s-yamaga.jp/nanimono/chikyu/platetectonics-02.htm
The Chamber of World History
http://homepage3.nifty.com/ryuota/earth/history.html
逆境に耐え抜いた哺乳類: 生物の歴史
http://seibutu-no-rekishi.cocolog-nifty.com/blog/2014/02/post-ccde.html
〜参考文献図書〜
・ボクは46億歳。
親子で読む、壮大な「地球紙」カレンダー
豊田充穂 作・絵
杉田精司 監
・まんが科学百貨 why? 地球のなぜ
文/イ・グワンウン 絵/イ・ヘジョ
日本語版監修/ 筑波大学名誉教授 猪郷久義
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