- 第四十七回
「冬至とゆず湯。」
みなさま。
いかがお過ごしでしょう?
お久しぶりです。
テン子です。
「水コラム」久しぶりに帰ってきました。
テン子さんにも、”しょじじょう”というものがあるのです。
テン子さんは常に忙しい・・。
”仕事”もするけど、”ヴぁかんす”もする。。。
そう・・・テン子さんは、年中無休で常に、多忙な日々を送っている、まさに”ヘビーワーカー”・・。
ところでみなさん。
12月は日本の月名で”師走”と呼ばれることは、ご存知のはず。
そして、そのいわれは”坊さんも走るほど忙しい時期”から来ていることも、有名。
非常に、あわただしい時期なのです。
今年も残すところあと半月。
巷じゃ、「今年もあっという間だったわね〜」なんていう会話がなされ、クリスマスが終われば、はや新年。
年末年始の行事で盛りだくさん。
しかも、冬の寒さが加速を増す時期。
というわけで、お疲れ気味のみなさんのために、ワタクシ、今回はテーマを「美容と健康の冬至とゆず湯」にいたしました。
冬至・・・毎年12月22日が冬至の日とされております。
冬至とは、立冬と立春の真ん中にあたる節季です。
そして、一年で最も昼の短くて夜の長い日。
日照時間が一年で一番短い日が、「冬至」というわけです。
この日は、太陽の力が一番弱くなる日で、また、その翌日から日の差す時間が長くなることから一つの節目とされています。
昔の人々は、冬至を境に運気が上昇すると信じておりました。
そして、一陽来復といい太陽の力とともに、陽のパワーも回復してくる・・と考えていたのでしょう。
とにかく「一陽来復」の節目の日なのです。
■冬至にゆず湯に入りますね・・■
なぜ、柚子をお湯に入れてお風呂に入るのか・・?
いろいろないわれがありますが・・。
柚子=「融通」が利く。
冬至=「湯治」という語呂合わせのゲン担ぎが、よく言われております。
しかし、もともとは冬至明けを迎え、運を呼び込むための身体のお清め行事の一つだそうです。
厄払いなどの意味も込められた風習です。
しかしね・・。
柚子湯には身体に良い効能もあるのです。
昔の人々は邪気除けのほかにも風邪予防に効果的であると信じて入っていたそうですが、現代の科学においても、柚子というのは高い健康促進作用が評価されておるのです。
例えば、”柚子湯”は血液の循環を良くし、血行促進が期待され、冷え性や神経痛、腰痛などの緩和効果があると考えられています。
また、あの柚子の強い独特な香りは心をリラックスさせ、精神の安定を促す・・と考えられています。
最近はやりのアロマテラピーの現場などでも柚子というのは使用されており、幅広い分野で利用されています。
■ちなみに、冬至に食べるカボチャ・・。■
冬至といえば、”カボチャ”を食べるのも、古来からの風習の一つ。
”カボチャ”はビタミンAやカロチンが豊富で栄養面でもとても優れいますが、滋養面からだけで、良いとされているわけではないのです。
そもそも、冬至には”ん”の付く食材を食べるのが良いとされているそうです。
つまり、”にんじん””れんこん””だいこん”・・・・・。
では、なぜ”ん”なのか・・?
冬至が終わると”運気”が上がると、考えていた昔の人々は、運気アップを願い”ん”の付くモノを食べたそうです。
これも、ゲン担ぎです。
”ん”の付くモノを食べると、「運」が呼び込めると信じられていたそうで、
”カボチャ”はおそらく関西の人はよく知ってるのではないでしょうか・・?別名”南京(ナンキン)”と呼ばれており、”ん”が付くのです。
また、運が陰(北)から陽(南)に向かいとても、縁起の良いモノとされていたそうです。
12月は、冬の入り口です。
年が明けると、寒さは本格的に厳しくなっていく・・。
お風呂に、柚子を浮かべてゆっくりお湯につかってみてはどうでしょうか?
それでは、みなさま、風邪などには十分ご注意を!
次回まで、あでおす!!!
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